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ハイライト:
書名
老いの深み  (中公新書)
著者
黒井 千次
出版者
中央公論新社
出版年
2024/05
分類
914.6
形態
一般書

所蔵

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No. 所在場所 置き場所 分類 図書記号 巻冊記号 資料コード 形態 状態 禁帯
1 駅南図書館 一般 914.6 クロ 718411564 一般書 貸出中

詳細情報

書名 オイ ノ フカミ
老いの深み
叢書名 チュウコウ シンショ
中公新書
2805
著者名1 クロイ センジ
黒井 千次/著
東京生まれ。東京大学経済学部卒業。「群棲」で谷崎潤一郎賞、「カーテンコール」で読売文学賞(小説部門)、「羽根と翼」で毎日芸術賞受賞。
出版者 チュウオウコウロンシンシャ
中央公論新社
出版年 202405
ページ 237p
サイズ 18cm
ISBN 978-4-12-102805-1
価格 840
内容紹介 少しずつ縮む散歩の距離、少量の水にむせる苦しさ…。日々の出来事やそれについての感想を綴ることで、現代の老いの姿や、その中にあるものを具体的に捉え、観察し、描き出す。『読売新聞』夕刊連載を書籍化。
収録内容 1 まだ青二才という爽快感
・片方だけの眼で読む、書く
・単眼用の眼鏡と単行本
・広がる立入禁止地帯
・朝に出合う歳月のカタマリ
・検査結果に医師の気遣い
・「ファックス止り」で仕方がないよ
・まだ青二才という爽快感
・老人にとって失敗とは
2 喉につかえることはありませんか
・老人監視人からの警告
・ヤッタゼ、電車で単独外出
・居眠りは年寄りの自然
・三本目の足がくれたゆとり
・コロナ禍のテレビの淋しさ
・老後像が変わる予感
・いずれ手放す、その時まで
・喉につかえることはありませんか
・欠かせぬ<ヨイショ>の掛け声
・老いの克服を迫るCM
・入院生活の小さな救い
・老人と病人の囁き合う声
3 危ない近道の誘惑
・起立ゴッコを監視する眼
・浴室からの救援信号
・大切な手紙の処分
・若さを失って得られる<老いの果実>
・語らう少女達の乱れぬ足並み
・機械はしない終業の挨拶
・給料袋があった頃
・老いる風呂釜に連帯感
・ゴミ収集とプロ野球が教える曜日
・危ない近道の誘惑
・中腰は恐ろしい
・九十の大台を思う年の瀬
4 日記帳は隙間だらけでよし
・自転車衝突の無言劇
・散歩をせかす直立の影
・仕事机の前で無為の時間
・追い越したい歳下の背中
・支払いくらい手渡しで
・愛用の靴下に異変
・〓んでいたつもりなのに
・むせる苦しさ、波のよう
・竹のステッキが悪いのか
・錠剤を押し出す朝
・電車のスマホ、「七分の六」の謎
・日記帳は隙間だらけでよし
5 八十代の朝と九十代の朝
・正月の淋しげな日の丸
・歩き読書を戒める間もなく
・暗証番号に捨てられて
・両開きのガラス扉を押し開けて
・短いから難しい近況欄
・遠景への関心を忘れず
・八十代の朝と九十代の朝
・ネクタイの結び方、指は忘れず
・鮮度異なる<老後の自由>
・行事か事件か、転倒問題
・歳上女性からのいたわり
・西日に感じた宇宙